AICはオークランド中心地からバスで西南に40分ほど走ったブロックハウス・ベイという場所に位置しています。2003年に設立され、ニュージーランド唯一の国際バカロレア（IB）プログラムの専門校として世界各地から生徒が集まり学習しています。教師一人あたりの生徒数が約9名とされ、生徒一人一人に対して細やかなケアが特徴です。個性豊かな生徒達に、各自の感心を徹底的に追求できる学びの環境を与え、生徒の自主性を最大限に尊重する教育方針があります。個々の生徒の将来の目標を元に、どこの大学が適しているのか、学習の一環として、幅広い情報量を提供する大学リサーチプロジェクトがあります。

ニュージーランドでは珍しく新学期開始時期は7月となっています。学校では、1月からYear 10の半年間の高校英語準備コースがあり、7月から始まるYear 11ではSATの準備を含むIBディプロマの準備プログラムとなります。Year 12とYear 13の2年間を通してIBディプロマコースを受講します。

例年のIB合格率は、世界平均の79%を上回る92%です。2018年のIB試験では45点満点をマークした生徒を2名輩出しました。（IB試験の満点取得者は、世界中の受験者の内0.2％にも満たない）AICでは、IB試験の現役試験官を12名採用しており、さらにIB教育の訓練を受けた教師陣が世界中から集まっています。IBディプロマのCAS（創造性・活動・奉仕）科目の専門コーディネーターが、ボランティア情報など、生徒の意向に併せて情報提供を含め積極的に支援してくれます。CAS科目を通して、学業だけではなく社会奉仕精神、創造性など社会的価値観も育む機会があります。

学校の生徒の進学支援課では、英国、米国、カナダ、オーストラリア、日本、韓国、そしてニュージーランド等、世界のトップ大学へ生徒を入学させた実績と専門知識を持つ専任の大学カウンセラーが2名常駐しています。
世界ランキング50位以内の大学に毎年延べ200名以上の合格者を出すその実績は、ニュージーランドの他の高校の追随を許しません。

寮も完備されており、2020年には新しい場所（ヘンダーソン地区）に移転予定です。AICの寮では、日曜日から木曜日の夕食後に2.5時間の勉強プログラムがあり、生徒個々の学習に必要な環境やサポート体制があります。
世界トップレベルの大学入学を目指し世界各国から留学生が集まるAICでは、生徒全員が高い志を持ち、お互い切磋琢磨しながら学習しています。その為、生徒が持つ可能性を最大限に引き出すことができる環境となっています。
その他、寮生活ではBBQ、ハロウィン、クリスマス会、送別会や遠足などのイベントも多数あります。ホームステイを選択することも可能です。

書類選考の他、英語や数学の入学試験があり、英語力の目安はYaer10でIELTS3.5、Yaer11でIELTS4.5程度です。試験は日本の指定会場での受験も可能です。出願は入学の3ヶ月以上前が目安になります。

AICへの進学を真剣に検討している中学生はYear 11のIBディプロマ準備プログラムの1週間体験受講も可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。